『ダルタニャン物語』1~2巻 感想

2013年10月23日 20:48

実習の初めの頃に「時間なくて読めないよ〜! 」ってなってた筈の、三銃士の原作こと『ダルタニャン物語』ですが、舞台が個人的に好きな時代だったことと、デュマさんの実在する人物達を魅力たっぷりに表現した見事な脚色に読書好きセンサーを刺激されまして、気が付いたら睡眠時間を削って読んでいました 笑 今日3巻読み終えたとこ。

 

とりあえず2巻までの感想にします。

   

本を読んでイメージした人物像だから、ボーフォール公じゃないけれど注釈をつけました 笑(原作知らない方ごめんなさい!)

人形劇とか映画とかで見る首飾り云々の内容はみんな1巻に凝縮されてます。てか王妃様がバッキンガム公に贈った物は首飾りじゃなかった、肩につける房飾りだった!あの軍服の肩に付いている、金色のフサフサしたモップみたいなやつだよね?あれにどのようにダイヤが付いているのかイメージがまとまらなかったんですけどデュマさーん!

 

教育番組補正が掛かっている人形劇の三銃士しか知らないで育った私の意見で恐縮なんですけど、三銃士ってもっとこう...ヒーロー的なイメージがあったんですよ〜。認識が史実というよりファンタジーに傾いていたこともあって、偏見持ちばかりで息をするように人を殺める原作の世界に驚愕しました。

史実を元に構成された物語だから、銃士が常に正義の味方って訳ではないのが結構新鮮だった。自分本位に物事を進めたがるし、人を殺すのは当たり前だし、馬の扱い酷いし......。歴史には正義も悪も無いんだなとそう改めて感じました。 そうだ、これは史実なんだって目が覚めた。おはよう! 脱・ファンタジーおめでとう! 笑

 

上の絵描いたの1巻読み終えてすぐだったから容姿がはっきり解らないで描いている人物もちらほら......読み進めてあとで気が付いたんだけど、アトスの髪は黒かった。ごめんねアトス。アトスは常識人だし、頼れる大人だし、格好いいよ〜!こういう大人になりたいもん。もしくは傍にこういう人が居て欲しい。私の一番好きな人物。

ポルトスはね〜、見栄っ張りで口ばっかりな印象が......。彼とはね、「イケメンだから仕方ないよね♡」と思って接しないと無理だと思うの。元祖ダメなイケメン 笑 度々ひとり事態を把握出来てない事があるところが萌えポイント......かもしれない。個人的にシュキオンの劣化版だと思っているのは内緒。頼りない感じが弟属性だよねっ!

アラミスは多分、私の苦手なタイプ。表面上はやんわりと接しておきながら頭で色々考えている得体の知れないタイプ。あれやろ、色々と後ろめたい事があるから聖職者に憧れているんやろ?と、こちらで勝手に勘繰って勝手に恐がっているんだけど、どうなんだろう。 それは置いといて、女性の話になるとムキになったり頬を赤らめたり気が変わったりするのは超可愛い。ちょっと悪戯して彼をリンゴみたいに真っ赤っかにしてやりたい願望が......うえっへっへ。

ダルタニャンは主人公になるために生まれてきたんじゃないかってくらい良い立ち位置にいるよね。ガスコーニュの人ってどんな容姿なのかさっぱり解らなかったので性格からイメージして描いたら青年じゃなくていいオッサンになっちゃった 笑 とりあえず頑固で聡明そうに描きたかったんだ。思い込みが激しくて、猪突猛進型なのはメンドクサイなと思ったんだけど、恋愛には不慣れっていうか「ちょっ、おまw 舞い上がり過ぎだってばよww」ってツッコミたくなる所があって可愛らしい。そんなので恋愛上級者のミレディ相手に仕返しとか考えちゃう向こう見ずな所が危なっかしくて好きだわ〜。彼が上京する場面は吹いたw 私はこの本を読む前にセルバンテスの『ドン・キホーテ』を読んでおくことを強くオススメします。この場面以外のトコでもちょいちょい出てくるので。

 

他にもバッキンガムの変態さ加減とか、読んでいてミレディに魅了されたこととか、きりが無いのでまたあとで叫びたい時に叫ぶ。いや今すぐ叫びたいんだけど、文字数が......。

 

これ以降の巻は「誰?この人」っていうのが沢山出てきそうなので、三銃士のデータベースをお持ちのコアサさんのサイトをこことリンクのコーナーに貼らせていただきますね!

アニャン氏とエトセトラ

これだけの三銃士関連の資料を一挙に見られるサイトは日本では他にないと思います。私が初めてこのサイトを開いたとき、その情報量にどこから目を通したらいいか解らなくなって速やかに閉じたのはいい思い出 笑

今一番利用しているのはもっぱら人物辞典です。初登場から二度目の登場までの間が長い人物や小物までいちいち覚えていられないのでw