実習終わったー!

2013年10月21日 20:34

 

        

 

や〜よかった、無事に(?)終わったよ実習!あ〜長かった!

こちらも中々にレべルの高い老害が毎日2名程おりましたので、退屈せずに済みましたよ 笑

 

私がなんの実習をやってたかっていうと、学芸員(キュレーター)の実習です。

大体そう言うと「あの美術館行くと居る、隅っこで椅子に座っている人だよね?」という返事が帰ってくるんだけど、全っ然違うからなにその怠け者みたいな言い方!

......という事で、今回は学芸員について説明させてね★

 

学芸員とは、博物館、美術館、動植物園、水族館 等の施設(ミュージアム)に務めていて、資料の管理、施設の運営、外部との連携に携わる人達の総称です。

主役である展示物の魅力を最大限に引き出す事と、それらの物を100年からその先もほぼ完全な姿で引き継いでゆく為に保存・修復を行うのが大きな役割で、その他にも仕事は山とある。ここまでいえば解ると思うけれど、学芸員に美術館の隅で座っている暇なんて無いのよ。あれは大抵事務職員なんだからね!

 

ヨーロッパ圏の「キュレーター」はお国がちゃーんと理解しているから資金繰りにも困らないし、ミュージアム内でも分業化が進んでいて、資料のリストを管理する人、油画専門の修復家、立体物の保存をする人、企画班、運搬する人......etc... といったように、各々が専門職として成り立っているので負担が少ないしそれぞれの技術が高いのに対し、

日本の「学芸員」は芸術を無駄なものとしか見ない愚かな国の下で働いている為に年々運営資金は削られ、人件費などかけられないから分業すべき所も一人の学芸員がやらなくてはならないから、結果的に得手不得手関係なく全ての業務を任されてしまう。

修復はさすがに、何の知識もない人にやらせてどこかのサル顔のイエスみたくなってはマズいので、外部の修復家に依頼する形にはなっているらしいけどお金が無いから放置が多い。こういう面でも日本政府はグズ加減を発揮しているね 笑

 

おかげで日本の学芸員はまず募集が皆無。募集がきたとしても採用人数は1名(人件費節約のため)。そこで求められる能力は体力、力、専門知識、技術力、フットワーク、交渉力、企画力、文章力、説明力、機械に強い、空間センス、色彩センス 等々、とにかく万能さを求められる。就職出来たとして、先輩学芸員が居ればまだいい方。1つの館をたった1人の学芸員が管理している所も日本じゃ珍しくないらしいし......この現状を他国の学芸員達が知ったら目を回すんじゃないかな。

 

今回お世話になった美術館は私が通っている大学付属の美術館だったから学芸員3人居た。贅沢! とは言え、現実的に考えて5階建ての建物内に管理出来る人が3人しか居ないのはよろしくないんだよね〜。

 

補足でもなんでも無くこれはただの私怨なんだけど、最終日にドイツ被れのバウハウスヲタの学芸員が病を押して出席してて、ここ5年くらい病気しないできた超健康体の私に吐き気を伴う風邪をばっちり移してくれました。こんにゃろ〜う!

 

 

今回2週間あった実習のなかで学んだ事は技術面、知識面においてかなり多かったな〜。

一番の収穫は「自分には向いてない」だったけどね〜 笑